三和土作りその①

改装

夏のように暑い6月の中旬、来週に実施する作業の前準備を行いました!三和土と漢字で書いて『たたき』と読みます。セメントがなかった時代に、地面を固めるために使われたとされ、今でいうコンクリートのような素材で、土、石灰、水を混ぜて、ひたすら叩き続けるとできあがります。今回、伊藤さんから、土間の床やタイルを『たたき』にしたいので、試作品を作りましょうと提案を受け、することになりました。古民家の解体に伴い、大量の土もあるので、それを再利用していきます。

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今日は『たたき』の土を準備する工程で、解体後に落ちた土壁の土を振るいにかけて土納袋へ入れる作業を行いました。

網目を細かく振るうとさらさらに、砂浜のような手触りになります。

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振るいはお近くのホームセンターやアマゾンでも購入ができます。地味な作業だったので、会話も弾み楽しく準備ができました。今回は試作品という事で、6つの土納袋を満タンに入れて、1時間30分ほどかかりました。雨に濡れた土が振るいにかからなかったりするなど、思うようにいかない場面もありましたが、慣れれば早くできると思います。

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空いた時間に手伝いに来てくれた貴士さん、ありがとうございます!

来週は石灰と水を加えて『たたき』を完成させます。乞うご期待!


丁寧に古民家を改装しましょう。


ひと手間かけた物作りの提案。たくさんの人が携わり、色んなアイデアで、古民家を仕上げようとしています。

急がないよう、慌てないよう、時間をかけて進めていきます!

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